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シンポジウム
海・山・港のある街 神戸、その新たな姿   
   ~コリアン・アジアンのテーマパークをどのように創るのか~
~来場者・Web参加約450名が参加して開催~

本会議所では7月3日、シンポジウム「海・山・港のある街 神戸、その新たな姿~コリアン・アジアンのテーマパークをどのように創るのか~」と題したシンポジウムを駐神戸韓国総領事館(朴起準総領事)と共催でラッセホール(神戸市内)で開催しました。

【映像】開会~主催挨拶など(0~7:30)

【映像】基調講演①「国際港湾都市・神戸の魅力的な都市空間の創造」
大阪市立大学大学院工学研究科・嘉名光市教授(08:00~49:30)

【映像】「アメリカにおける多文化共生都市の誕生と進化~なぜポートランド市はみんなが住
みたい街になったのか~」
立正大学経営学部・畢滔滔教授(1:08:30~1:57:20)

【映像】パネルディスカッション(2:10:00~3:22:30)

【映像】来賓挨拶:久利計一 KOBE三宮・ひと街創り協議会会長
閉会辞:趙珉一 兵庫韓商会長(3:23:10~3:36:40)

 本会議所では2019年から神戸におけるアジアンパーク(AP)創生事業を推進しており、今回のシンポジウムは2019年6月の「KOBE City型アジアンパークの創生に向けて」に続く第2弾として開催しました。本来なら昨年6月に予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大のため1年延期しての開催となりました。

 シンポジウムには、本会議所をはじめ兵庫県、神戸市、駐大阪中国総領事館、日韓親善兵庫県議連、日韓友好神戸市議連、神戸商議所、在日インド商議所、(一社)神戸中華総商会、民団兵庫県本部、兵庫県日韓親善協会、神戸新聞など幅広い後援協力を得て開催しました。

 シンポジウムは新型コロナ感染防止の観点から来場者を90名に限定、ライブ試聴350名含めて全体で約450名が参加しました。

 シンポ当日は、朴起準総領事が主催挨拶を行った後、「国際港湾都市・神戸の魅力的な都市空間の創造」と題した基調講演を大阪市立大学大学院工学研究科・嘉名光市教授が行い、続いて「アメリカにおける多文化共生都市の誕生と進化~なぜポートランド市はみんなが住みたい街になったのか~」題した講演を立正大学経営学部・畢滔滔教授が行った。続いてパネルディスカッションを、吉田謙治・神戸市会議員(日韓友好神戸市議連会長)、内海芳宏・内閣府地域活性化伝道師、西島陽子・新開地まちづくりNPO広報ディレクター、崔相鐵・関西大商学部教授(兵庫韓商戦略研究委員)、西村順二・甲南大経営学部教授(同委員)、高龍弘・兵庫韓商副会長(同委員長、進行)のパネリストで進めるなど、全体を通じて国際港湾都市・神戸の魅力的な創造と今後のビジョン、外国都市の多文化共生推進・ブランディング事例等を学ぶと共に、アジアンパーク創生事業が地域経済の発展、活気と魅力ある神戸の街づくり等につながる事業であることを全体で共有し、さらに今後のAP事業推進に向けて大きな成果を得るものとなりました。

 シンポの最後にゲストスピーチを久利計一・KOBE三宮・ひと街づくり協議会長(三宮センター街2丁目商店街振興組合理事長)から頂戴し、続いて趙珉一会長が閉会辞を行い「神戸は開港以来、多様なヒト・モノ・情報などを積極的に取り入れ発展してきた神戸の歴史と、多くのアジア系外国住民の存在、そして多文化共生という時代の趨勢も踏まえて、私たちはコリアンタウンではなくアジアンパークの創生を数年前から進めてきました。アジアンパークは、神戸の街がもつ歴史や開放性・多様性を強みに、多文化共生とインバウンドの連携による観光需要を創造し、また大きく成長するアジアの活力を取り込み神戸が一層発展するためにも必要だと考えます。壮大な構想ですが、多くの方々のご理解とご協力があれば、そのゲートはきっと開く事ができるものと考えております。引き続き皆様方のご関心とご支援をお願い申し上げます」と述べました。